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Ifの物語。

第12章 関ジャニ∞:錦戸亮






よっこらしょ、


ソファに亮を放り投げると
安田さんもその場に座る



「あー疲れた。こいつ重すぎんねん」


くそー、と軽く叩く安田さんが
そのまま私を見た。


「もしかして泣いてたりした?」




傾げる安田さんには、


泣いてたよなんて言えるはずなくて。




「寝てただけ」


ふふ、と微笑むと

真面目な顔つきになった安田さんが




立ち上がって頭をなでた。




「あかんで、我慢なんかしたら
ちゃんは女の子やねんから
彼女なんやから、ワガママにならんとあかんで」




そう言われたって


言えるわけないよ。




疲れて帰ってくるのに、

嫌な仕事してもうイヤだって言ってるのに





女の子と仲良ししないでって?

知らない子とイチャイチャしないでって?





「無理だよっ…!!
だって亮に言えることなんか…!」


「それはちゃんが怖いからやろ
ほんまの事を聞いて予想通りの答えが、
亮の口から返ってきたとき
泣かないで笑ってれるか不安やから。」




無理に決まってるやろ。

仕事なんやから、
女の子とは仲良くせえへんとあかんねん


それぐらい分かれよ!!






「亮な、照れくさかったんや
プレゼント持って、おめでとーなんて
柄じゃないから恥ずかしくて、
やから酔っ払ったぐらいに帰るわってこのザマ。
変やろうけど、亮はな、ほんまに好きやねん」




ちゃんのこと、





安田さんがそういった瞬間に

亮が私の手を握った。






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