第12章 関ジャニ∞:錦戸亮
それから、場は盛り上がり
お酒も進む。
私と村上くんはお酒は飲まず
世話役を務める。
村上くんは送迎係みたいだから
「ごめんなあ。
散らかしてもうて…」
「いえいえ!
楽しそうで何よりです」
亮もあれから、皆と楽しそうに
ご飯食べていて。
笑ってるの見てホッとした。
「けど亮も変わったな~。
前はチャラチャラしてたから
ヤキモチせえへん奴やったけど。
ほんま、優しくなった。」
「そうなんですか」
亮と出会った時、
そのぐらいからギラギラしてて
ちょっと近寄り難かったな。
メイクアップアーティストやっていた私は
しばらく関ジャニ∞さん担当で
それから色々あって、
付き合うことになったんだよね
「…ほっといたらんと、
ちゃーんと構ってやってな?
仕事場では女優さんとかモデルさんの
ご機嫌取り、頑張ってんねんから」
「……はい」
村上くんは、
寝てしまってるメンバーを
一人ずつ叩き起しにかかる。