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Ifの物語。

第12章 関ジャニ∞:錦戸亮






「じゃ、お邪魔したな
 またご飯食いに行こうな」




みんなが帰ったあと




片付けようとリビングに戻ると


ソファーに座る亮が
ふらふら立ち上がり

私の元へやって来た。







「…俺ばっか妬いてるし」


「ん?」





「…ずーっと、俺ばっか。
 村上くんとだって仲良うして
 そんなつもりちゃうのに」

「…また不機嫌?」



ふふ、と笑うと
亮は「もお、ちゃうってぇ」と


抱きしめる。






「…取るなって、
 皆に見せたかったの!」




つまりいちゃつきたかったのね。





世話役で忙しかった私に
一言もそんなこと言わずに


笑っていたなんて。



「私も妬いてたんだよ
 仲良くしたいなって、思ってたよ」






渋谷さんと仲良しで、
そんなことは随分前から知ってる



だから微笑ましい半分で、





ちょっとだけ羨ましい。




私には見せない彼の素顔が
彼には引き出せているから。






「……今日はありがと。
 なんか…、お嫁さんみたいやった」



「ふふ。結婚しちゃおっかあ」












なんて、



冗談なのに本気にするアイドル。























( あーも!離れろ! ) END











「…亮くーん。離れてー」
「嫌や、取られる」
「誰も取らへんがな」
「んなら連れてくんなよ」
「すばるくん冷たいね」
「なんで名前呼びなん!!」
「亮が怖いから早よ帰って」





はた迷惑なバカップル。






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