第12章 関ジャニ∞:錦戸亮
料理を作ってると、
チャイムが鳴り響く。
「来たでぇー!」
ドスドス勝手に上がる皆さんを
慌てて引き止める亮
「あかん!!あかんて!
が化粧してんねん!
お前らに見せたないねんっ」
意味わからんがな、
化粧ぐらいするわ!
「ええやん。別に化粧ぐらい
なんぼ見てきてるやんかぁ」
「ヤスの言う通り、
美味そうな臭いするぅ~!」
バタバタと入ってきた丸山さんに
びっくりして振り向くと
「こんばんわぁ、丸山です!
お邪魔しますねぇ!」
「あ、はい。
ごゆっくりしてってください」
あとからぞろぞろ入ってきて、
少し不機嫌な亮。
誘ったの亮なのに。
「お酒は?まだいらない?」
「んー、まだあとから!
自分らで取りに来るから
気にせんと大丈夫やで~」
村上さんがにこっと微笑む
さすが、まとめ役。
頼りがいあるなあ、
なんて思っていると
不機嫌な亮が立ち上がる。
「村上くん、色気使ったら
ぜっったいにあかんから!!」
「使ってへんし」
「落ち着け亮」
「なんか余裕なすぎやで、亮」
ケラケラ笑われる亮、
たぶん、だけど…。
ヤキモチ妬いてくれてるのかな