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Ifの物語。

第10章 関ジャニ∞:丸山隆平







それから私はテストで
忙しくシフトを減らしてもらってた。





帰り道、歩いていたら




前から見覚えある姿が







「丸山さん、」




目が合って一礼すると、

彼は微笑んでて。
でも悲しそうな目を向けた。





「ちゃん、これから?」



「いえ。帰宅です。
しばらくお休み貰ってます」




そう言うと、


やっぱり悲しそうな目をして





「…そっか」


なんて笑いたくもないくせ

はは、とかわいた笑い声を漏らす。




俯いて上げない顔。





「会いたい。」



「え?」




「会いたいねんて!!
ずっとはじめましてからずっと!
決まったシフトの日からずっと、
顔を覚えて貰いたくて通いつめて
でも、でもさ…、会えへんやん
なんでなん、なんで…!!!」





丸山さんが叫んだ。



「…東京行くねん。」


「…と、うきょ…?」



どくん、




心臓が激しく鼓動を打った。





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