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Ifの物語。

第9章 関ジャニ∞:村上信五







あれから。



どうも村上くんのところへ
行きづらくって。



のっぽにも会えなくて。





どうしたものか、へこんでる。






気持ちを知りたいだけ。


トゲある言葉じゃなくて、
本心の言葉を知りたいだけなのに。





「またブスな顔してる」



「…に、しきど…っ!」




びっくりして顔を上げる。




にっ、と笑うたれ目。


相変わらず背が高くてイケメンだ!


…村上くんの次に!!





「大倉と村上くんが。
ぎこちないねん、つまらんから
おまえのとこ来た。感謝せえよ」


「なんでだよ。
…って、なんでぎこちないの?
喧嘩とかしたの?2人とも」




と聞くと、

明らかにお前のせいだろ



って目を私に向けてくる。





「大体な〜!
お前も告白せえへんからな
こういう事態に陥るねん、
ちゃんと分かってんのかアホ!!」


「…うっ、いつにも増して毒舌…」





知ってるさ。



私だってそこまで馬鹿じゃない。




でもさ、でもさ…。







「…嫌われてるんだもの」






安田っちの目が、顔が、



村上くんの言葉が、表情が、






私のすべてを拒絶したように感じた。







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