• テキストサイズ

Ifの物語。

第9章 関ジャニ∞:村上信五







悔しい事なんて一つもない。




見ていて飽きないし、

だけど物足りなくて




あいつが見えなくなると、


心から何かが抜けたみたいに



ボーッとする時間が増えて。








「おい、おおく…」



「俺、用があるから帰るな〜!」





大倉が俺を避けるようになった。





別に。




悔しい事なんて一つもない。








正しい事をした。


期待を持たせるようなこと、
ひとつもしていない




だから。だから。





なにも、間違っちゃいないのに









なんで?


なんでなんやろ。






「喧嘩でもしたん」


「…して、へん」



「…珍しく村上くん泣きそう、」



ヤスが心配そうに覗き込む。




/ 650ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp