第8章 関ジャニ∞:渋谷すばる
「しかも終わりやないで、それ。
5枚一組で止めなアカンし。」
会計の彼が、電卓から目を離し
伸びをしながら立ち上がる
会計の大倉忠義くん。
生徒会の仕事をするときは、
メガネを掛けてる。ヘアだよレア!
「ひえええっ。
そんなの聞いてないよ!」
「え?マルに言うといて、伝えたけど」
すると、大量のプリントを
整理していた丸山くんが、
「ほぇ?俺ぇ?」
と間抜けな声を出した。
彼は書記。
あまり役には立たない。
「お前しか居らんやろ」
「まさか忘れてたとか…!?」
「てへぺろりーーん」
「可愛くねえええっ」
早く帰れると思ってたのに!!
時刻は4時過ぎ。
このままじゃ、7時は行きそう。
はあぁぁ…。
「そういや、亮とすばるは?」
「2人はクラスの見回りだよ。
不正がないかチェックに行ってる
後は先生にしおりの表紙確認」
「しばらく戻ってこぉへんなー」
と席に座る村上くん。