第8章 関ジャニ∞:渋谷すばる
そしたら、もう止まらんくて。
センパイのとこへ走って、
名乗って、気持ち言い放って逃げた。
ドキドキが止むと思ったから
「なんやねん。止まらんし…!」
顔が熱くて、席に座ったとき
終始俯いていたのを覚えてる。
そして入学式から数ヶ月
丸山隆平っていう友達が出来た。
そいつはかなり人脈広くて
噂話とかも結構いろいろ知ってた
「渋やんが好きなセンパイって
意外とモテるらしいで」
「え。やっぱそうか…」
「んはは、そんな落ち込まんと。」
あの錦戸ってやつ。
あーだこーだ、言って
結局はセンパイが好きなんや!!
「センパイ会いたい…」
「もーう。今は僕と話してますやん」