第8章 関ジャニ∞:渋谷すばる
昼休み。
1人でお昼と立ち上がれば、
錦戸と村上くんが食べよってやって来た
いつものメンバーに、
「またこのメンツ」
って少し飽きた感じに言い放つ。
するとどこからともなく、
渋谷くんがすっ飛んできた
「ほんなら俺と食べましょ!!」
「あ、あいつか」
「そうそ。渋谷すばる。」
にひっ、と笑う笑顔に
何故かドキッと一瞬だけ鳴った。
なんで?
好きじゃないはずなのに。
「2人で!!行きましょう!」
腕じゃなくて手を握られ、
走り出す渋谷くん。
「渋谷、くんっ!?」
「センパイ!!好きやで!!!」
風にかき消されそうな声で、
彼がそう私に言うから
いつもなら冷たくあしらうのに、
「ば、馬鹿じゃないのっ」
ドキドキして、どうしたものか、
照れてる自分がいた
( 好きやでセンパイ! ) END