第7章 関ジャニ∞:横山裕
「はっ?…は?
なに。もしかして友達?」
「うん。村上信五、渋谷すばる
横山くんのお友達だから私の友達」
ね?と
聞き返す。
すると当たり前の顔で、
「おん。」と同時に頷く2人。
確かにこの2人は学校内じゃ、
喧嘩したら最後、って言われるほど
強いし怖いしやばいって聞くもんね
本当かは知らないけど。
「コイツ、誰」
「ストーカー。ウザイの」
って、冗談なのに
本気でガン付ける村上。
「嘘だよ。幼なじみ」
「ふーん」
「えらい長身で。」
すばがぎろっと睨むと、
びくっと震える大倉。
長身の人恨みすぎだよすば。
「お前ら何しとんねん」
横山くんがやってきた。
片手に数冊の分厚い本。
…あれ、は。
「ちゃん、捜したで」
ほら、これ。
って差し出されたのは
私が探していた本達
「似たようなの全部借りてきた
探しとったやろ。これ」
「うわ。あかんわー」
「ついにヨコも…」
「う、うっさいのぉっ!
ほっとけ。好きでやっとんねん!」
と思いっきし照れる。
そして横山くんと大倉の目が、
「「…っ!」」
ふいに合った。