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Ifの物語。
第4章 嵐:相葉雅紀
精神科。
片目に眼帯を付けた男性が、
今日も病院内を暴れさまよい歩いていた。
彼がここへ入院して約1年。
その歳月の中で、
彼は未だに彼女への未練が断ち切れないでいた
「…しょお……ちゃん…っ」
「大丈夫、俺はここにいるから。
部屋に戻ろうよ、ね?」
どこにもいないんだ
捜しても捜しても、
はどこにもいないんだ!!
「…ねえ、翔ちゃん、」
「なに?」
優しく微笑む彼に
「は、どこにいるの?」
彼女の行方を問いかける。
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