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Ifの物語。

第4章 嵐:相葉雅紀








「相葉さん?



 ちゃんはね、
 2年前に事故死したんだ
 即死だったんだ。





 相葉さんっ!!
 …もう、いないんだよ!!
 お願い…、頼むから…、
 受け入れて欲しい…」






あの時、

君が最期に俺の手を握った時の



手の感触も、温もりも全て覚えてるんだ








「……っ、」






知ってるよ。



もう、受け入れなくてはいけないこと




翔ちゃん、



彼女が亡くなって辛いのは
翔ちゃんも一緒だろう?







「俺の分まで、
 苦しまなくたっていいんだよ」








最愛の妹が亡くなって、

翔ちゃんも俺も、
死ぬほど泣いて




俺は自殺までしようとした









目を覚ませば、君はいなくて




あの日の声だけが木霊する。
それでもいいんだ





もう一度だけ、
君に会いたいんだ。












「…戻ろうよ」


「うん。」
























( 目を覚ませば ) END




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