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【黒子のバスケ】【銀魂】ごちゃ混ぜ短編集
第1章 【黒子のバスケ】夏色花火
「だから無理ですって‼」
必死の抵抗も虚しく、棗は前を歩く先輩、リコにものすごい力で引きずられていた。
「大丈夫大丈夫!仕事も簡単だから!」
有無を言わせぬ笑顔で、リコは棗を振り返った。
棗がこうなる経緯は、約30分前に遡る。
それは、お昼休みのことだった。
「黒子くんいるー?」
棗のクラスにやって来たのは、可愛らしいショートカットの女の子だった。
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