第2章 プロローグ
そのあと、私は五番隊舎の自分の机で書類整理をしていた。
しばらく時間がたったそのとき・・・
勢いよく隊舎の扉が開き、平子隊長が副隊長とともに戻ってきた。
「おかえりなさい。新任の隊長はどんな方でした?」
私の発言に二人は一度驚いた顔をして、すぐに笑いだした。
平子隊長はニヤニヤしながら答える。
「おまえは聞かんでもわかっとるやろ。オレより先に夢で対面しとるやからなぁ?」
「そうですね、全く柊君は面白いことを言うね。」
副隊長にまでこう言われてしまった。
五番隊副隊長、藍染 惣右介
この頃から私はどうもこの人が苦手だった。