第8章 アジア支部にて
その後、ウォンさんが
クッキーを持ってきてくれた。
バクさんが用意してくれた
クッキーはすごく美味しかった。
アジア支部の料理人が
作ったらしい。
私は、ジェリーさんのクッキーも
美味しいだろうなと思いつつ
たくさん食べた。
30分くらい休憩すると、
また資料運びを開始する。
午後はロウファを始めとして
シィフ、リケイも手伝ってくれた。
ブックマンは...
「わしも手伝うかの。
よっこらせ...のぉ!?
あいたたた.......。」
「じじい!?老いぼれのくせに
無理すんなさ!!
オレも手伝うからじじいは
休んでるさ!!」
「わ、わしを年寄り扱いするでない.......」
「ブックマン、いいから休んでて?」
腰を痛めて、
私とラビで別室へ連れていった。
「ブックマンの分まで
働いてくださいよ、ラビ?」
「アレン!?ひどいさ!!」
わいわい賑やかに資料を運ぶ。
しまいにはバクさんやウォンさんまで
手伝ってくれて、かなりはかどった。