第6章 アクマ討伐
「出たなぁぁ!?エクソシストぉぉ!!
お前ら、エクソシストを殺っちまえ!!」
ー やっぱりLv2...。
ラビに説明してもらったから、
なんとなくだけど分かる。
あいつがこのアクマ達を
指図しているようだ。
大量のアクマが一斉に銃口を
こちらへ向けた。
打ってくる!
ガガガガガガガガガ!!!!
屋根の上を走り、
全ての弾丸を避ける。
ズザッと止まると、私は右手を
振りあげた。
「槍よ!!!!」
一度に造り出せる槍は7本。
大きく手を振りかぶり、
アクマ達に向かって突き出した。
勢いのついた槍はアクマの体を貫き、
その背後にいたもう1体のアクマも破壊する。
14体を同時に倒せた。
アクマが密集しているからこそ
出来ることだ。
「死ねぇぇぇ!!」
背後にLv2が迫ってきた。
私は大きく飛び退いた。
しかし、さらにその後ろにはLv1がいて
もう一度避けた時には
地上へ落下してしまった。
「きゃああ!...つっ...ん?痛くない。」