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孤独を無くしたい 【D.Gray-man】

第19章 過去のトラウマ


「フォーに...いや、そうじゃないんだ」

何か、大事なことを言おうと
しているのが分かる。
周囲に人がいないのを確認して、
私は立ち止まって
ラビを見上げた。


「リランは、もういらない人間なんかじゃ
 ないさ。リランが必要さ。
 最初に言ったろ?
 仲間に会えて嬉しいって。
 だから、他の奴が何を言っても、
 気にしなくていいからな」


フォーに...と言いかけたところを見ると、
彼女に話を聞いたんだろう。

ラビの優しさが、胸に滲みる。

そして、今の気持ちを伝えようと
決めた。


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