第6章 その6.深入りしてはいけません

「････････」



なんでこうなったんだっけ。







「、醤油、とって。」

「二宮先輩、飛ばさないでくださいね。」

「あ、有稀ちゃんそれフリ？フリだよね？」



なんでこんなに賑やかなんだっけ。



「･･･････zzz」

「智くん、眠ってないで早く食べて。」

「翔さん、無理じゃね？
大野さん1回寝たら起きないっしょ。」

「有稀さーん、俺にも醤油かけてー!」

「相葉さん、頭からかぶりたいんですか？」






「････････」



確か有稀が「私に任せろ」そう言って、いつものようにお昼を食べにラウンジに来たら、先輩たちがここにいた。











「、ボーっとしてるとお昼終わっちゃうよ。」






目の前の人達に呆気にとられていると、有稀が私を急かすようにお弁当箱を開けなさい、と指示した。





「あ、うん、そうだね。」