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片思いの終わらせ方
第3章 その3.素直に信じてはいけません
「せ、先輩…っ」
息を切らして先輩の元へ駆け寄る。
「あ、ご苦労。」
と私からペットボトルを奪いとる二宮先輩。
「じゃあ私はこれで…」と立ち去ろうとすると、腕を掴まれた。
「、何のために俺の言いなりなの?
情報やるから隣に座んなさい。」
あ、そうだった。
これじゃあただのパシりじゃないか。
二宮先輩が「ほんと、あほ」と呆れた顔をして笑った。
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