• テキストサイズ

片思いの終わらせ方

第3章 その3.素直に信じてはいけません










「じゃ、俺らそろそろ行くから。」
と櫻井さんが言ったので皆さんにバイバイした。





「さあて、そろそろ私達も行かなきゃね。」

「あ、うん。」

「と、その前にお手洗い行ってくるから
ちょっと待ってて。」

「はーい。」








お弁当箱を片付けてバッグに納していると
顔の横から「ねえ、」と話しかけられる。






「う、わあっ!」

「色気のない驚き方。」

「・・・先輩、」



…たく、この人は。





「ビックリさせないで下さいよ。
どうしたんですか。」



するとニヤニヤと顔を近づける先輩。
近い!近い!これだから女に慣れてる人って怖い!







/ 170ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp