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片思いの終わらせ方

第3章 その3.素直に信じてはいけません









「お、大野さん、」

「ん?なに。」

「昨日はありがとうございました。」



ペコリ、と小さくお辞儀をした。




「・・・昨日、なんだっけ、」

「え」



大野さんが首を傾げて右上を見る。
覚えてないのか。








「とにかく助かりました。」





と言うと何もわかってないのに

「ん、よかった、よかった。」と言う大野さんがおかしくて。この人は癒しのパワーでも持っているんだろうか。







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