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片思いの終わらせ方
第1章 その1.目で追いかけてはいけません
そんなこんなで私はあの日以来、
二宮先輩に恋してます。
しかしあの日以来、話したこともなければ、
目が合ったこともありません。
そりゃそうだ、先輩にとっては私は女子の一部。
ほんと、有稀の言う通り
このまま何事もなく終わっていくんだろうな。
「…!おーい!」
「…ああ、ごめん、恋する自分に酔いしれてた。」
「だろうね、だろうな!」
「きついな、有稀さん。」
「そんなことより。先輩、こっち見てるけど。」
…はい?
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