第1章 唾液(ちょいえろ)
「ん、ん、」
「にげないの」
そう言いながらカカシは舌の下や歯茎、舌の上や、もう至る所舐め回す。くちゅくちゅと卑猥な水音に気付いた時には私の口の中はカカシと私の唾液でいっぱいで。飲むべき?そう思っていたらカカシが私の両手を強めに握りながら、膝をさっきよりもぐいぐいと押し付けながら私の口の中にあった唾液を全て飲んだ
「....ん、」
カカシは私の下唇を咥えてゆっくりと離れて、私を笑顔で見下ろしたと思ったら額にこつんとカカシの額が当った。顔が近くてカカシの息を感じる
「ごめーね。いきなり」
「ん、」
「なんか喉が渇いちゃって」
そう言いながらカカシは私の左首筋に顔を埋めたかと思ったらそこを舐め上げられた。思わず私の膝の間にあるカカシの膝を両膝で締め付ける
「...みず、」
「ん。水じゃなくてね、名前の唾液が飲みたかったのよ」
え、と一瞬思った。カカシは変態っぽいねと顔を埋めたまま言った。確かに言っていることは変態っぽいけれど、でも大好きな人にそんなことを言われて嬉しくない人はいるのだろうか。そう思っていたらカカシは顔を上げてキスをしたかと思ったらすぐに離れ、今度は左耳に唇をぴたりとくっつけて彼はそのまま低い声で言った
「もっとちょーだい」
END