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ブラックラブ!after and another story

第1章 想いよ、永遠となれ。 氷室辰也ver


気持ちに気づいたのは早かった。
氷室さんから電話が来る前だった。

桃ちゃんに言われて、私は必死に記憶を探った。
私が・・・好きな人・・・。
考えて考えてもう頭が爆発寸前で。
やっぱり決められない!一旦ほかの事を考えようってなった時、ふとでてきたのが、あの時のことだったー・・・。






「ひゅ、が・・・せん、ぱい・・・。」

氷室「!」

・・・あれ、・・・あれぇーーーー!?



プチ旅行のとき、私は氷室さんのマッサージで眠たくなり、氷室さんに連れてこられ布団ですやすや寝てしまった。
このことは後から皆から聞いたことであって、私は覚えていない。

が、

寝てる最中に私は一回起きていた。
マッサージが気持ちよすぎて夢心地の私は旅行中ということをすっかり忘れていた。もちろん意識も朦朧。
頬になにかがチクチクとあたるのでおそらく日向先輩がいたずらしてると思い、私はとっさに声をだした。

・・・・するとどうでしょう。
うすらと開けた目の前には氷室さんの顔が・・・!?
もしかして頬にあたってたのは氷室さんの前髪!?←

思わず声をだしてしまう所だったが、そんな空気ではなかった。微動もしない氷室さんがやっと動いたと思ったら、私の額にそっと優しくキスをしたのだ。
どう反応すればいいのかもわからず、私はそのまま狸寝入りをしていたが・・・まさか・・・


氷室「君はやっぱり、日向が好きなんだね・・・俺じゃなくて・・・。

でも


、愛してるよ」


氷室さんはそのままおおきな勘違いをして部屋をでていった。襖が完全に閉まるのを確認してから、私は起き上がった。

氷室さんの・・・あんな声、初めてだ。
初めて告白されたあの軽い声とは比べ物にならない。
真剣で、まっすぐで、

そして、心からの愛情ー・・・。

もしかしたら私が氷室さんに本当の告白をされたのは、今回が初めてなのかもしれないー・・・。
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