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君の為に詠う

第8章 再会


~回想(前ページから続く)~


??   「名前は、と聞いている。」


ミグ   『み・・・ミグラ・サルーサ。』

すごい形相でもう一度問われ、普通に名乗ると

紅炎   「ミグラか。俺は練 紅炎という。一人でこの迷宮をクリアするとは…。お前は迷宮攻略はこれが初めてか?」


ミグ   『いや・・・二つ目だ。』


複数迷宮攻略者がまだ二人しかいないってことを知らなかった俺はとっさに二つなんて答えちまってな…。後々、すっげー後悔した。

面白いものを見つけたかのように笑ってる紅炎が怖くて足早に帰ろうとした俺


ミグ   『じゃ、俺はそろそろ・・・(体力的にもうもたねー…!)』


紅炎   「待て。その傷で家まで帰れるのか?」


ミグ   『だいじょうb((グラッ』



(やべっ、倒れる!!)



とさっ

目をつむって次に来るはずの衝撃に身構えていたが、いつまでたっても衝撃が来ない。目を開くと…

俺の体を支えている紅炎がいた。


紅炎   「大丈夫ではなさそうだな。しょうがない。」


ミグ   『え!?何を!』
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