第7章 改めまして
ミグ 『さ、そろそろ服を買いに行きたいのだが?』
この一言と、ミグラがフードをかぶったことにより、全員が正気に戻った。変な方向に気を戻した奴もいたが。
シン 「おや?フードをかぶってしまうのかい?そのままの方がいいと思うが…。」
ミグ 『こっちのほうが落ち着くのでな。』
少しにやにやしてこちらへ行ってくるシンドバット。それを軽くあしらうと、さらに笑って
シン 「そちらの方がモテるぞ?(笑)」
ミグ 『・・・((睨』
シン 「すまなかった。」
答える気もしなかった俺は無言で睨みつける。
案の定シンドバットは俺に謝ってきたきたが、許すはずもなく、ジャーファルに頼み、素早く仕事へ戻ってもらった。
こんなバカなやり取りを終え、俺は一時この宮殿の服を借りて新しい服を買いにアラジン、アリババ、モルジアナと街へ出た。