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君の為に詠う

第2章 出会いは運命(さだめ)


アラ  「でも、その人…。けがをしているんだよね?」


女B   「ハイ!ですので、どうしたらよいかと…。」



モル   「でしたら、私たちが様子を見に行ってきましょうか…?」



女A   「本当ですか!?」




アリ   「ああ!もし、敵国のものだとしたら俺たちが何とかするし…!怪我してんならほっとけないし!!」




女C   「ありがとうございます!それでは、よろしくお願いします。」



女B   「何かございましたらお教えください!それでは…。失礼します。」




そういって女性たちは深々と頭を下げて中へ入っていった。

そして俺たちは…。


アラ   「よし!!アリババ君、モルさん。急ごう!」




怪我をしているらしいその人のところへ行くため、俺たちは

走って中庭を出て行った。
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