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君の為に詠う

第6章 日差しと想い


アラジンside


アラ   「ぅう~ん。。。。」


目が覚めると、いつも通りの朝が来ていた。

まるで、昨日のミグラ君の話は聞いてなかったんじゃないかってほど普通の朝だよ。



アリババ君…。

君は本当にサリナさんのことを何も知らないのかい?


君の妹…だよ?


君の大切な家族…。




アリ   「ふぁ~…。ん?アラジン!おはよう!!昨日はどこ行ってたんだよ!なかなか戻らないから、心配してたんだぜ?」


アラ   「!おはよう!!ゴ・・・ごめんよ。ミグラ君のことが気になってね…。医務室に行ってたんだ!」


アリ   「そーだったのか!ミグラ、どうだった?」


アラ   「(ズキッ)も…もうだいぶよさそうだったよ!後でみんなでまた会いに行こうよ!」


アリ   「そうだな!「ん・・・アラジン?アリババさん?」モルジアナも起きたか!」



モル   「おはようございます」

アラ   「モルさん、おはよう!ちょうど今、後でみんなでミグラ君のところに行かないかって話しているところだったんだよ!モルさんもどうだい?」


モル   「!行きます!」



胸の痛みに気付かないふりをして、僕たちは朝食へ行った。
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