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運命が変わる
第1章 出会い
母と妹の葬式が始まった。
誰も知らない。
顔も見たことない人ばかりいる。
親戚らしき人達の話し声が聞こえてきた。
「そちらで引き取ってください」
「こっちは無理よ」
僕がどこに引き取られるかの話みたい。
『僕は、1人で大丈夫です』
「「え?」」
『1人でも生きていけます。』
「ほら、家賃代とか…」
『平気ですよ?少なくとも、貴女達よりは稼いでますから。』
僕はそう言って、家に帰った。
『誰かわからない人と暮らすくらいなら1人がいい。』
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