第1章 出会い
私はラーメンを作って待っていた。
でも30分待っても帰ってこない。
とりあえず、伸びてしまうので自分の分は食べた。
一時間、
二時間、と時間だけが過ぎていく。
さすがに怖くなって、外に出た。
ガチャ
○○公園の方へ走った。
『はあ、はあ…』
そこには救急車とパトカーがいた。
『まさか。』
私は持っていた携帯で母に電話をかけた。
~♪
『うそ…』
「あ、もしもし。ご家族の方ですか?こちら埼玉警察のm『母と妹は…』はい?」
『母と妹は生きてますよね?』
恐怖から声が震えた。
「とても言いにくいですが、出血多量でお亡くなりになりました。」
嘘だ。
そんなの信じない。
だって、さっきまで電話で話してたもん。
やだ。
そんなの。
嫌だ。
『うああああああああああん!!!!!』
私は泣きまくった。
涙が枯れるくらいに。
この時から私は“僕”になった