第2章 恋
さてと…
着替えよっか
「あ、あの…萌ちゃん、一緒にいこ?」
おずおず少女、再び参上ですか
『あのさ、なんで僕に構ってくるの?いじめられちゃうよ?』
「あ、あのね、私ずっと前から萌ちゃんと友達になりたいなぁって、話したいなぁって思ってたんだぁ」
そういったおずおず少女はにこっと笑って見せた
超可愛いじゃん、この子
『でも僕、君の名前知らないよ?』
そう、失礼かもしれないけど、名前がわからない
だってクラスの人の名前全然知らないもんww
「そうだよね。えっと、円香…端山円香っていうの」
『円香ちゃん?』
「ま、円香でいいよっ!」
そういった円香はとても照れていた
『わかったっ!円香、いこっか』
「あ、うんっ」
僕だけ呼び捨てはなんかおかしいよね?
『僕のこと「萌」でいいからね?』
少しの沈黙があった
だが、円香は満面の笑みで
「うんっ!!」
そう、うなずいた