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運命が変わる

第2章 恋




着いちゃった…。


「みんなー、席に着け!」

「来週、授業参観あるから、手紙ちゃんと渡せよー!」



僕には関係ないし


「はい」

前の席の女の子がおずおずと渡してきた

『え、僕の分もあるけど…?』

意味不明だ

「一応だ、一応!」

先生は、はははと言ってホームルームを終わらせた


『無責任な…』


いらないよ…。


こんなものっ、破り捨ててやるっ



『っくぅー!』

腹立つっ!!


だが、ここで破ったらあの女子達の思う壺だ…


冷静に…ね…


でもさすがに傷つくな。

この紙。


どうしようか

来てくれるひといないし。
仲いい大人の人もいないし…




あ、神木さん…はだめか

芸能人だしね


さすがにね



「大丈夫?」

さっきのおずおず少女が聞いてきた。

『まあ、平気かな。』


とりあえずはね

平気だぞ


「元気出してね…!」


『あ、うん』


意外といいこと言うな…

おずおず少女なのにね




とりあえず、寝ます。

体育まで……。
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