第1章 出会い
『あ、あのありがとうございます…』
とりあえず、お礼…だよね?
僕は間違ってないはず。
「うん。あ、とりあえず、俺の家においで。その傷じゃ、帰れないでしょ」
『あ、ありがとうございます』
まあ、僕は平気なんですけど
他人の気遣いを無駄には出来ないからな…
ガチャ
「ソファーに座っといて。」
ん?
外は暗かったから顔は見えなかったけど、
え、
かっ
かかかかかか…
『神木隆之介さんっ!?』
「バレちゃった?w」
え、ここ、神木隆之介さんの家ってこと!?
全国の神木隆之介さんファンごめんなさい。
神木隆之介さんファン代表として失礼いたします←
「ははっ、君、面白いね~」
爆笑されちゃいましたよ。
僕なんかが笑う素材なったならうれしい限りですよ
「ほら、座って、座って!」
『あ、はい。』
「痛いかったら言ってね?」
神木さん、女子力高過ぎやしませんか?
数分後
「はい、おしまい」
『ありがとうございます』
「で、どうしてあんなことされてたの?」
『えっ…』