第1章 入学式
ー高尾side-
『秀徳高校』
今日から俺は、この高校に通う。
この高校はバスケが強い事で有名だし、絶対バスケ部でレギュラーになって、あの時に味わった悔しさをバネにして、今度こそ緑間をぶっ潰す!
…なーんて思ってたのに、まさかの緑間と同じ高校に通う事になるなんて…
入学式で仲良くなったちゃんも、何故か緑間を知っていた。あの緑間と知り合いなんて、一体どんな関係なんだ?
高尾
「なぁちゃん。緑間とはどんな関係なの?」
『あー真太郎? 真太郎とは中学が一緒だったんだ。』
高尾
「え? じゃあ、ちゃん帝光中出身?」
『うん、そうだよ。よく分かったね。』
高尾
「そりゃあ、あの緑間真太郎と同じ中学って聞いたら分かるっしょ!」
何てったって、俺が打っ倒したい相手だからな。