第4章 久しぶり
ー紫原sideー
紫原
「あれ~? ちんからメールだ~」
ちんからの久しぶりのメール。
俺はお菓子を食べる手を止めてメールの内容を見た。
紫原
「え~…ちん、秀徳に行ったんだ~」
いいな~ミドちん。
まぁでも、ミドちんなら大丈夫かぁ~
紫原
「あの人、恋愛には鈍そうだもんね~」
「俺は、秋田にある陽線高校だよ~。お米が美味しいよ~」
バスケ部? 入るに決まってんじゃ~ん。
別に好きじゃないけど、負けるのはもっと嫌だし。
それに、才能があるならやった方が良いしね。
紫原
「ちんに会いたいなー」
俺は再びお菓子に手を伸ばした。
ラー油トマト味は、やっぱ最高だね。