第4章 久しぶり
ー黒子sideー
「ん? メール…? 誰からでしょう?」
部屋で勉強をしていると、机に置いてあった携帯のメールの受信音が鳴ったので、僕は一度ペンを置いてメールを開いてみた。
黒子
「…! さんからだ…」
それは、さんからのメールでした。一斉送信でしたけど。
『ヤッホー! みんな久しぶり~(≧∇≦)
いきなりなんだけど、皆は何処の高校に入ったの(・◇・)?
因みに私は、秀徳だよ! 真太郎と一緒なんだ!(*^o^*)
あ、皆バスケ部には入るよね?』
黒子
「さん、秀徳に入ったんですね…しかも緑間君と一緒…」
その事に僕は、少しだけ緑間君が羨ましく思いました。
高校3年間、彼はさんとまた一緒にバスケが出来るのか、と。
黒子
「僕も、彼女とまた一緒にバスケがしたいです。」
「僕は、誠凛に入りました。勿論、バスケ部に入りますよ。」
僕はさんに返信をして、また勉強にペンを進めた。