第3章 過去
『でも、流石に高校生にもなったら気にしちゃって…だから、今はカラーコンタクトしてるって訳!』
高尾
「そうなんだ。」
緑間
「その…ご両親とは上手く行ってるのか?」
『あぁ、私、今一人暮らししてるんだ!』
高尾
「そうなの?!」
『うん。これ以上は迷惑かけられないし…だけど、生活費や携帯代とかは、ちゃんと払ってもらってる。それが条件だからね。』
高尾
「そっか…」
『それと、もう一つ、私には秘密があるの。』
高尾
「もう一つ…?」
『そ。もう一つの秘密。それは…』
緑間
「は記憶するに長けているのだよ。」
『もー! 私が今言おうとしたにー!!』
高尾
「どういう事?」
あまり意味が分かっていない様子の和成。
ここは真太郎に任せた!
『真太郎! 説明してあげて!』
緑間
「…分かったのだよ。」