• テキストサイズ

私の好きな人は、鷹の目の持ち主

第1章 入学式




『ここが秀徳高校かぁ…』

私はこの春から名門高校「秀徳高校」に通う事になった。
理由は二つある。一つ目は、家が近いから。
二つ目は…


『確か、秀徳高校ってバスケが強い事で有名だよね。』

雑誌で何度か見たことがあった。


『絶対、マネージャーになるんだから!』

私は、期待を胸に秀徳高校に足を踏み入れた。



『人多すぎぃ~…』

体育館に入ると、新入生や先生で溢れ返っていた。

人混みを掻き分け、何とか席に着いてホッと息を吐く。と、

?
「人、多くね?」


『え?』

突然、横から声をかけられ、ビックリして声のした方に顔を向けると、男の子が笑顔でこちらを見ていた。

あれ…この顔、どっかで…?


『そうだねー。私、人混み苦手なんだー』

?
「へー、何で?」


『人混みに混ざると、すぐに迷子になるから。』

?
「ブフォッ! ちょ、なにそれ! やばすぎ!」
/ 45ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp