第10章 No.9
シャンクス「おい!ユキは何処だ!」
慌しいく開いた扉に皆がシャンクスを見る
「なにか、あったんですか」
と船員がシャンクスに話かける
シャンクスは顔を青ざめて
ボソッと呟いた
シャンクス「ユキが、俺の・・・」
途中からゴニョゴニョ言い出して
何を言っているのやら
ヤソップ「なんて言ってんだ?」
腹を括ったかのように、
シャンクスが大声で
シャンクス「ユキが!俺のパンツ全部隠しやがったー!」
船中に響き渡る声。
クスクスと笑うユキの声。
シャンクスはその声に気付き
シャンクス「ユキ!お前だったのか」
さっき訪ねてきた船員の首根っこ掴み 上に持ち上げる
「やめて下さい!僕じゃないです」
船員は慌てて首を横に振る
が、
シャンクス「いーや、絶対ユキだ。」
諦めたのか
ちぇッ!と舌打ちをして
ボンッ!
「つまんねーの!」
ユキは元の姿に戻り シャンクスに持ち上げられている
背が小さく、体重の軽いユキ
シャンクス「やっぱりな。こんな軽い男はいねーよ」
「チッ 体重も変幻すりゃ良かった」
シャンクスはダハハハハハと豪快に笑い
どんなもんだいとドヤ顔を決める
本当に、この人は表情がコロコロ変わる
私に表情をくれた 大切な人。
私を助けてくれて
ここまで、育ててくれた
シャンクスありがとう
心の中で呟いた
シャンクス「あっ!俺のパンツは?!」
本当に・・・・・・飽きない人
ニコッと柔らかく微笑み
シャンクスのほっぺにキスを落とす
シャンクスが固まるのをみて
幼く笑うユキ
その光景をみて笑うヤソップ や ベン
「今頃 ・・・海のな・か」
語尾にハートマークが付きそうな声でシャンクスの耳うちする。
シャンクス「・・・・・・・・・・・・
なにーーーー?!!!」