第8章 No.7
「剣闘士なら、剣だけで勝負よ」
ミホーク「あぁ、」
「覇気は使わないであげるわ」
ミホーク「使ってもいいぞ?」
子供相手に本気は出さないといった顔。
「あぁ、そうですか!もう!勝負よ!!」
ミホークは首に下げている小刀を出す
それにイラッと来たユキは
腰に下げていた
八重桜と清瀧を手にした
ミホーク「その刀なかなかいいものだな」
ニッと笑うミホーク
「そうでしょ? これはね・・・!和の国の刀よ」
発した言葉と同時にミホークに切りかかる
ミホークの小刀とユキの2本の刀が
ぶつかり
ギィーーン
とその場を劈く音が響く
ユキはすばしっこくミホークに刀を振りかざすが
小刀で 見事に返される
「チッ・・・」
砂埃が舞い散る
ミホーク「その程度か?つまらない」
はい!ムカついた!もう!頭にきた!
と心の中で叫び
力を入れた
ビリビリと電気が刀に巻付いた
ミホーク「前よりは 成長したのかもな」
「そうでしょ?」
ニッと笑いミホークに斬りかかる
それも、ミホークには意味なく
簡単に跳ね返された
「う、うぅ。いいわよ。斬りなさいよ」
ブワッと泣きながらミホークを上目遣いで睨んでくる
ミホーク「ユキは斬らない主義なんで」
ミホークにとっても可愛い妹なんだな。
と思ったナレーターであった。
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作者「まって、ナレーターにも感情あったの?」
ナレーター「いいから、そこは気にしなくていいから」
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その後
ミホークはユキと別れ
シャンクスに電話した
ミホーク「あぁ、俺だ。今・・・」
シャンクス「それどころじゃない!ユキがいねぇんだよ!どこに行っちまったんだ!」
ミホーク「だから、ユキに会ったぞ」
シャンクス「うるせぇ!ユキを探してん・・・・・・え?」
ミホーク「麦わらのルフィ。とだけ言えばわかんだろ」
ガチャ
シャンクス「あんにゃろー!!でもユキが無事で良かったー!!!」