第8章 No.7
「弱き者・・・ですって?」
ユキは誰に向かって話しているかって?
それは、遡る事数分前
島を散策していると
?「お前、確か・・・シャンクスん所の」
シャンクスも という単語に反応して振り返る
「何か用・・・・・・ってあなた」
?「覚えててくれたのかぃ?」
「ミホーク・・・?!」
身長の高い彼は見あげなければ、顔が見えない
ミホーク「相変わらず、チビだな。ユキは」
としゃがんで頭をガシガシ乱暴に撫でる
「い、痛いって・・・ばっw」
久しぶりの再開に思わず笑みがこぼれる
ミホーク「シャンクスは?」
「あ、そーいえば」
シャンクス達と離れて1ヶ月くらい?たったな。
心配してるかな
麦わらの一味と仲良くなり
時間が過ぎるのを忘れてしまうくらい
楽しかった、
歳がちかいってのもあるのかも知れないけど。
「ごめん、わかんない」
ミホーク「じゃ、ユキは誰と一緒にここまで来たんだ?」
「ルフィ達」
ミホークはピクッと体をうごかした
[どうしたの?」
ミホーク「いいや、なんでもない」
急に何を思ったのか。
いや。退屈だったんだろう
「ミホーク!私と勝負して!」
ミホーク「俺は弱き者とは戦わない」
それで、今に至る
「弱き者・・・ですって?」
ピクピクッとユキは体を震わせた
「言ってくれるわね!私は、弱くないわよ!」
ミホーク「ほぉ?そこまで言うのなら 相手してあげよう」
「望むところよ」