第6章 No.5
ユキが来て 半年が過ぎたころ
ようやく 表情を出せるようになってきた
俺はユキから 小さかった頃
あったこと 全てを聞いた
その話を聞いた時 涙が、止まらなかった
ユキを抱き締めたことを覚えてる
まだ、幼いのに こんなに苦労している。
それから時が過ぎて
1年半が過ぎていた
ユキは16歳
初めてあった時とは 全くの別人のようだ。
こんなにも笑顔が素敵な女はいるのだろうか
ベンでさえ、ユキには甘いのだから。
ユキと俺は同じ部屋で過ごしてきたが
最近やばい。
かなりやばい。
これって俺
他人からみたら、ただの変態おじさんみたいじゃない?!
まぁ、たまーに 寝てるユキにキスするくらいはあるけども、いや、別に下心とかじゃなくてね?
可愛いなーって思ってついっていうか。
別に恋じゃない。
歳の差!
結構あるからね!
でも、俺は歳の差なんか、関係ない。
好きになったんだ。
歳なんて恋に関係ない。
って違っ・・・・・・・・・・・・くもない。