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ONE PIECE[夜桜 ]

第6章 No.5


シャンク「お前さん、どうしたんだい?そんなに汚れて」

ボロボロで、汚れたワンピースを着た少女に声をかける。

その子は俺の声に反応して 俺を見たが

ゆっくりと前を向いて歩き出した

まるで、魂の抜けた 体がさまよっているようだった。




俺は、その子を抱きかかえて

レッド・フォード号に戻った


船員の奴らは

俺が誘拐してきたのかと

驚いていた。


そんな事は 気にしてられねぇ。

すぐに風呂に向かい

体を洗ってやった。

最初 少女は水を怖がっていたが

よほど気持ちよかったのか

途中から、俺にもたれかかるように

大人しく シャンプーさせてくれた。

体を洗うのに抵抗があった。

なにしろ。子供とはいえ

15歳の少女の体を触っていいのか

奮闘した結果

体に、触れてみた

そーすると少女は ビクンッと体を震わせた

俺は まずいと思い

手を体から離した

「体・・・洗って・・・?」
少女の声を初めて聞いた。
こんなに 可愛い声なのかと思った。

その後は、ずっと黙ったまんまだった。

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