第9章 Class6.坂本先生激怒!イノッチ大ハシャギの修学旅行の巻
「こら!オマエは隣のクラスだろ!」
「坂本先生!」
「オマエらも2人しかいないじゃないか。他の奴らは?」
「えっとぉ…」
「クラス委員なんだからちゃんとしろ!ったく!アイツら後で呼び出しだな。」
そう言って坂本先生はエリカを引っ張り去って行った。
「どうしよっか?」
「ちょっと付き合って。」
「何であたしが准くんに付き合わなきゃいけないの?またエリカに誤解されるよ~。」
「北海道詳しいんでしょ?」
「あたしは札幌専門。小樽も何回か来たことはあるけど。」
「お土産ってか、プレゼント買いたくて。」
「それって…彼女に?」
「彼女じゃないけど…まだ…」
「え~!誰?うちのガッコ!?」
「まぁ。」
「あたしの知ってる人!?」
「いや、1年だから。」
「そっかぁ。ならオルゴール堂行こうよ!可愛いオルゴールいっぱいあるよ!」
「ホント?」
「うん!あたしもプレゼントどうしよっかな~。」
「副会長に?」
「うん。」
結局博には何店舗か指定されそこのラーメンが欲しいと言われたが。
「プレゼントがラーメンなんてムードなさすぎだから、それはお土産に買うとして~…」
「ネクタイピンとかは?大学の入学式とかでスーツ着るでしょ?ガラス館にないのかな?」
「それ名案!さすが准くん!」
そしてクラス委員コンビはお互いのパートナーのプレゼント選びに没頭した。