• テキストサイズ

High School

第9章 Class6.坂本先生激怒!イノッチ大ハシャギの修学旅行の巻


「知ってたんですか?」
「当然でしょ。彼氏だもん。」
「でも、あたしはセンパイの誕生日知らなかったのに…」
「いいの。言わなかったんだから。」
「でも彼女としてはやっぱ知っておきたかったな。」
「来年盛大に祝ってくれればいいよ。」
博は優しく微笑んでももこの髪をクシャクシャと撫でる。
「修学旅行で何かプレゼント買ってきますよ!何が欲しいですか?」
「だから、キスでいいって言ったでしょ?」
「でも~…」
「じゃあ、キス以上のことお願いしたらOKしてくれるの?」
爽やかな笑顔で大胆に言う博に、ももこは驚いて焦った。
「もっもうっ!そういうこと言うなら、センパイにはお土産買って来てあげない!」
そう言って生徒会室を急いで出て行くももこを見て、博が呟いた。
「キスより先は、まだまだお預けか。」
/ 146ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp