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High School

第9章 Class6.坂本先生激怒!イノッチ大ハシャギの修学旅行の巻


「どうせあたしはAカップですよ。」
きょうこがボソッと呟く。
「えっ!きょうこAカップなの!?」
「ごおちゃん声でかい!しかもどんだけ地獄耳!?」
すると剛は企み笑顔で再びももこの前に雑誌を広げる。
「なぁなぁももこのオッパイはさぁ~、こん中のどれに一番似てる?」
「はぁっ!?」
「これ?それともこっち?」
剛が雑誌の女性を指差しながら聞く。
「そんなの教えられるわけないじゃない!だいたいあたしはこんなにおっきくありません。」
「大きさじゃなくて形を聞いてんだよ。どれ?」
「ばっかじゃないの!変態!」
「いいじゃん別に~。ももこと付き合うことは叶わないんだから、オッパイぐらい想像させてくれたってさ。」
剛が膨れている。
「オマエ、ホントにバカだな。」
快彦が呆れて言った。



「アハハハハっ!」
「センパイ、笑いすぎです!」
昼休み。生徒会室でももこと一緒に弁当を食べていた博が、休み時間の話をももこから聞いて大笑いした。
「ごめんごめん。いや~、森田くんは相変わらずだな~と思って。」
「最近うちのクラスの男子、そんなんばっか。エッチな本とかDVD回したり、教室で平気で見たり。ま、殆どごおちゃんだけど。」
「しょうがないよ。年頃だから。」
その言葉を聞いたももこはただ単純に気になって、平然と博に尋ねた。
「やっぱセンパイも見るんですか?そういうの。」
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