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High School

第7章 Class5.ごーくんのライバルは誰!?の巻


そしてトキ高との練習試合の日。
グラウンドには剛目当ての女子がいっぱいだ。

するときょうこの目の前に松岡が現れた。
「よう!」
「松岡センパイ…先輩試合出ないんですか?」
「俺ら3年はもう引退。今日はサポート。」
「そうなんですか。」
松岡には目つきの悪い健が目に入った。
「そんな恐い顔しなくてももうちょっかい出さねぇよ!」
松岡は健の背中をバシバシ叩いて笑った。
「俺あゆみと付き合うことになったから。」
「あゆみ先輩と?」
それはそれで許せない健。
「入学した時から口説いてたんだけどなかなか堕ちなくてさ。やっとOKしてくれた。」
「先輩のこと泣かすようなことしないでもらいたいんですけど。」
「心配しなくてもしねぇよ。今度は本気だから。他の女に手ぇ出したりもしねぇし。」
「ならいいスけど…」
「オマエも彼女大切にしろよ!」
松岡は健の肩をポンと叩いて去って行った。
「あたし、あの人苦手。」
一部始終見ていたももこがきょうこの横で呟いた。
「あの獲物狙うみたいなドSの目。ちょー嫌っ!」
「長野センパイがももち見てる時の目もそーとードSだよ。」
きょうこが遠くにいる博を指差して言った。
生徒会役員も今日の練習試合を見学している。
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