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High School

第19章 Class11.本当はピュア(’-’*)の巻


「じゃあ何でももこが知ってんだよ!」
「しっ知らない!あたし何も知らないよ!」
「誤魔化してんじゃねーよ!」

「おい、何の騒ぎだ?テスト始めるぞー!」
坂本先生の登場で静まる教室。
「ふざっけんなよ!」
剛はふて腐れたまま席に戻った。



放課後、呼び出されたさやかについて行ったメンバーが何人かいたが、剛とももこは2人で教室に残っていた。

「なぁももこ。」
「ん?」
「1回でいいからさ、エッチさせてくんねぇ?」
「はっ!?」
「1回でいいから。」
「ごおちゃん、何焦ってんの?そんなあたしのこと実験台にされたって…」
「そんなんじゃねぇよ!オレももこのことは諦めたつもりだけど、やっぱオレの中で一番だからさ、この先誰と付き合おうが誰と結婚しようが、ももこが一番なのに変わりはないから。ももこがもしアイツと別れるようなことがあったら、その時オレがどんな状況でも、そっちを捨ててオマエを迎えに行く。」
「ごおちゃん…」
剛のストレートな言葉にももこは顔を真っ赤にする。
「でも、そんなことは絶対ないってわかってる。だから、きっと一生叶わないから、一回だけでいいからももことそうなりたい。そしたら、キッパリ諦められる気がする。」
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