第2章 学校
私が全力で遠慮したにも関わらず、大地さんは肉まんを奢ってくれた。
貴「ありがとうございm・・・」
田「うおー!!!いいんすか?いいんですか大地さん!!」
西「大地さんあざーす!!!」
まさかのお礼がかぶった・・・。
大地さんは人がいいんだろう。私だけじゃなくてみんなに肉まんを奢っていた。
すごいなー。
ってお礼言えてないじゃん。
貴方「だいちさー・・・」
なんかみんなでワイワイしててものすごく楽しそうだった。
いまは言えないなー。
まぁ、あとででもいいよね。家帰っても一緒なんだし。
・・・ちょこっとだけうれしいとか思ったことは内緒。
べ、べつに一人が嫌なだけで、大地さんが一緒だからうれしいとかそんなんじゃないし・・・
っていうかそんなこと思ってないから!!
気の迷いだよ、うん。
気のせい気のせい。